徐倫の糸
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンの空条徐倫の糸を再現したBlenderアセット。ベジェカーブを描くと、ジオメトリノードがそれに沿って文字ごと糸を生成するので、カーブを編集するだけで糸にポーズやアニメーションをつけられます。
上のループ映像は、アーティストがこの糸をどう使えるかを示すために制作したリリックビデオの一部です。
- 糸のメッシュと文字をジオメトリノードで構築。どちらも任意のベジェスプラインに沿い、編集に合わせて更新されます。
- 半径や表示の精細さに加え、文字の位置、間隔、回転、スケール、アニメーションノイズをアーティストが調整できるように。
BlenderGeometry NodesShader Editor
映像内の徐倫のモデルは、Sketchfab で公開されているDarienToadさんの作品です。
糸
糸はメッシュで、スプラインが変わるたびにジオメトリノードが作り直すため、どんな長さや曲がり具合でも見た目が崩れません。
端のキャップも、糸本体の回転と向きに追従します。
文字
文字は糸に沿って流れ、位置、間隔、回転、スケール、アニメーションノイズのそれぞれが設定項目になっています。このループの動きは、すべてこれらの設定だけで作られています。
ノードグラフは文字のメッシュを生成し、カーブの位置と回転をサンプリングして、文字を高さの値だけ持ち上げ、カーブの周りに回転させます。回転、スケール、移動には、それぞれ別のノイズがかかります。ここまでたどり着くには、問題を部分に分けて、ベクトルの計算をひとつずつ解いていく必要がありました。
テクスチャ
糸の色は、シェーダーエディターのカラーランプで決めています。このループのように、ランプをスクラブすると糸に沿ったテクスチャが変わります。
テクスチャは距離に応じても調整されるので、カメラから離れても糸がはっきり見えます。
課題と今後
最大の制約は、アニメーション全体を通して制御点の数を変えられず、新しい点はカーブの末尾にしか追加できないことです。独自のカーブタイプを作るのが、おそらく解決策になります。
次は、糸そのものがカーブに沿うような抽象化のレイヤーを加えて、アーティストがポーズをつけやすくしたいと考えています。テクスチャマッピングも改善したいところです。
100 Days of Tech Art
これは「100 Days of Tech Art」のプロジェクト1でした。100日間テックアートのプロジェクトに取り組み、毎日を公開の制作日誌に記録するという計画です。ただ、途中で終わりました。RITのMagic Maker Programがチームに資金を出してくれてMushroom Kid's Big Grass Swordを作ることになり、その途中でRespawnに声をかけてもらったからです。どちらも、数えるのをやめるには十分な理由でした。
